2016/04/16 09:00

スタッフ不足!皆さんはどうしていますか?

20160329_115843000_iOS.jpg

  当社のHPをご覧頂き、誠にありがとうございます。

今回は学童野球あるあるについて考えていきたいと思います。

もちろん、オススメのマシン使用方法についてもしっかりご提案させて頂きます。

 

このHPをご覧頂いているのは、チームの指導者や父兄(保護者)、またはOBなどの皆さまでしょうか?(学童野球に限らず

現在の学童野球チームは「スタッフ不足」に直面しているチームが多いとお聞きします。特に「土曜日」は仕事の方も多く、スタッフ(指導者・父兄)が少なく、満足に活動することが難しいチームもあるそうです

 せっかくの活動日なのに、スタッフが少ないという問題で、選手達の練習量を確保することができないのは残念ですよね。

 

そこで今回は、私が多くの指導者の方に教えて頂いた「スタッフ不足解決法」を3つご紹介したいと思います。

  

その① 「試合(ゲーム)をする」

 

 これはとても良い考え方だと思います。野球は「勝つこと」を目的とするスポーツです。(野球規則より) 

勝つためには「勝ち方」と「負け方」を学ぶ必要があると思います。それを学ぶためには「ゲーム」を経験し、ゲームに対する経験値を積み上げることが必要です。

低学年ほど、基礎練習をやらせたがる指導者が多いですが、指導者の伝えたい「練習の大切さ(必要性)」は、試合(ゲーム)を経験し、一定の経験値を積んだ選手にしか分かりません。

対外試合であれば、審判2名がいれば成立します。紅白戦であれば、審判1名(主審)でも実施することは可能です。極論を言えば、練習の一環として、審判も選手達が行うシステムを採用すれば、スタッフは必要ありません。このような試合形式をうまく用いることで、スタッフが少数でも充実した活動を行うことができるでしょう。

個人的には、明確な課題を決めたゲーム=「タスクゲーム」がオススメです。

  

その② 「お母さんにサポートを依頼する」 

 素晴らしい発想ですよね。コーチをするのは「お父さん」なんて誰が決めたのでしょうか?親子で高みを目指すのに「お父さん」も「お母さん」も関係ありませんよね。現在は、働き方も変化し、共働きのご家庭が増えたといっても、お母さんの方が時間に融通が利くケースもあるかと思います。「自分の子どもをうまくする」ために力を貸してくれるお母さんも多いはずです。ノックや技術指導などができる「お母さんコーチ」を増やすこともスタッフ不足を解決するための一つの方法ですね。 日本屈指の実績を誇る多賀少年野球クラブさん(滋賀県)はこのシステムを導入しています。同クラブでは、お母さんもとても上手くなるそうですよ(笑)

 

その③ 「マシンを活用する」 

 やっと本題です。スタッフが少ない中で、ピッチングマシンをどのように活用するかについてご提案させて頂きます。 

 分かりやすく言えば、マシン1カ所の「ケースバッティング」を行います。

 ケースは「固定」の場合もあれば、ランニングスコアをつけながら場面を「変化」させ、より試合に近づける方法も有効です。 

 

マシンを使った実践練習のメリットを以下に挙げていきます。

1. コントロールが良く、練習の効率化が可能 

 2. 練習に参加できる人数が多い(攻撃3.4人-守備9人)

 3. スタッフ1人(ボール入れ)だけで、実践可能

 4. 重要な場面を重点的に練習できる

 

これを全て実現させようと思うと、紅白戦では不可能です。デメリットを挙げると、投手との駆け引きなどを省いてしまう点がありますが、駆け引き以外の要素に注目(例えば、打球判断に特化)した練習を行いたい場合は、非常に有効な練習方法であります。 

練習の目的(選手達に何を身に付けさせるのか)によって、「紅白戦」(投手が投げる)なのか、「タスクゲーム」(課題を設定した実践形式)なのか、ピッチングマシンを用いた「ケースバッティング」なのかを選択していくのが理想的ですね。 

 

スタッフ不足でお困りの学童野球チーム関係者の皆さま、その①~③を解決策の選択肢として検討してみませんか?