2018/08/31 18:00
祝!日本一!!多賀少年野球クラブ~カリスマ監督の悲願~
高円宮賜杯第38回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメントが閉幕して早くも一週間が経とうとしています。
皆さんもご存知の通り、今大会は滋賀県代表/多賀少年野球クラブさんの初優勝で幕を閉じました。
改めまして多賀少年野球クラブの皆様、優勝おめでとうございます!!
今回は優勝記念コラムということで、私が知っている多賀少年野球クラブさん(以下、多賀に省略させて頂きます)とカリスマ監督辻正人氏についてのコラムを書いていきたいと思います。
皆様もご存知の通り、多賀は全日本学童出場12回、2016年全国スポーツ少年団交流大会優勝を成し遂げた全国屈指の強豪チームです。
チームの創始者/代表であり、現在も監督を務められているのは辻正人監督です。
20歳の時に当時、少年野球チームのなかった多賀町でチームを設立し、指導歴30年の経歴をお持ちです。
実績だけでなく、独自のメゾットで選手を育てるノウハウを持っていることから全国に崇拝者の絶えないカリスマ監督です。
① http://ssc-kn.jp/info/830465
② http://llc-ssc.jp/info/1257755
上記のコラム(①4年前 ②2年前)でも多賀少年野球クラブさんや辻監督の印象や伺ったお話を少し掲載させて頂いておりますが、独自の教育論やチーム運営方法は驚くことばかりです。
従来の常識に捉われず、根拠を持って、選手の育成、チーム運営を独自の方法で行っておられます。
まだ当社からピッチングマシンが一台も導入されていない2016年春にマシンを一目見て、5台の導入を決められました。
あまりの衝撃に言葉を失いましたが、当社と私にとって「命の恩人」と呼べるお方であることは間違いありません(笑)
チームのモットーは「世界一楽しく!世界一強く!」を掲げられており、多賀に所属する選手達が生き生きとプレーする姿が非常に印象的です。
そして、どんな試合でもとことん勝ちにこだわりながら、自分達でプレーを選択し、勝利に向かって得点を積み重ねていきます。
その姿を見た他のチーム指導者は頭を抱え、そして信者になります(笑)
「ニュアンスで野球をしない」
「なんとなくのエンドランを決してしない」
「子どもたちが物足りないというところで終わらせた」
「30年で最高のチーム。50歳でこんな子どもたちに巡り会えた」
今回の優勝を報じる新聞に記載されている辻監督のコメントにも「辻語録」が満載となっております。上記のコメントについてはもっと具体的に話を聞いてみたいようなコメントが並んでいました。
辻監督の「言葉」に魅せられているのは全国の指導者や選手だけではありません。
2017年3月には『考えて勝つ!少年野球』という学習マンガの監修もされております。
つまり出版社から見ても魅力的な人間であるということです(笑)。
私が知る限りでは全国を見渡してもそのような学童野球の指導者はいらっしゃいません。
その学習マンガは本編以外にも15個の特別コラムが掲載され、心に響くような言葉がたくさん載っております。
せっかくなので、私のお気に入りを以下に紹介します(笑)
・野球は「80%、自滅で負けるスポーツ」
・「サボるという脳の習慣を変えること」が大切
・「練習をゲーム化して、競争させること」が一番の負荷になる
・選球眼を磨く目的は「小さな子が大きな子に負けない強い心を持つ」ためである
・野球は「精神スポーツ」である。「相手の苦手なところを攻め、こちらがやられたら嫌なことを相手にさせない」のが野球である
・ピンチに強く、負けない野球をするためには「技術」を鍛える
・「負けにくい」から「勝てる」に変わるポイントは「走塁」である
・「考える野球」とは「次に何が起こるか考え、そのときどう動くか」正解を導き出す野球
・どんな場面でも「ばくぜんと」プレーしているチームは倒しやすい
・野球を知らない子にノウハウを教えるのが練習。ノウハウを知っているのに、試合で瞬時に使えない子に、それがすぐにできるようにするのが練習試合。
・大事なことは「勝つ」という目標を持つこと。そして、「やれるだけのことをやって全力で勝つ!」ことが大切な学びになる。
上記のように、野球の「本質」について鋭く指摘する言葉やチームを運営する上で重要な「価値観」についての言葉が掲載されています。
興味のある方はぜひともアマゾンにてお買い求めをオススメします!笑
ご存知の方が多いとは思いますが、ベースボール・マガジン社から技術本(上達のツボ/シリーズ本)も出版されておりますので、興味のある方は検索してみてください!!(いつも言いますが、出版社の回し者ではありません...笑)
辻監督が30年チームを指揮してきた「ノウハウ」が詰まった言葉は、きっと多くのチームに影響を与える言葉であると感じます。
なぜならそれは紛れもない「実績」があるからです。チームとして「適切な価値観」を持っていなければ、周りの大人(保護者)や子ども(選手)は多賀を選びませんし、学童野球界、随一の強豪になることはなかったでしょう。
野球の技術だけでなく、「どのような子ども(選手)を育てるか」を重要視される辻監督の教育観をぜひ詳しく聞いてみたいですね!
ここで私に激しく同感された方に朗報です(笑)
来年、辻監督が新たに書籍を出版されます!
私が知っているのは、次回作は学習マンガ第二弾ではないということ。
そして、野球の技術本ではないということのたった2つだけです(笑)
どのような書籍が企画されているか楽しみでしょうがないです!!
30年の集大成として「全国制覇」を成し遂げられましたが、「31年目」の神宮球場での活躍も今から楽しみです!
そして、「勝つこと」を達成された今、一人の指導者として感じていることや次の目標についてもお聞きしてみたいと思っています。
新たな情報が入りましたら更新していきますので、今後もご注目ください(笑)
マシン導入チームとして、そして一人の多賀ファン、辻マニア(笑)としてこれからも陰ながら応援させていただきたいと思います!
今後のさらなるご活躍を期待しております!改めまして多賀少年野球クラブの皆様、優勝おめでとうございます!!